Pianist AZUMI 'S Photo diary Sounds and Poem in Spain

ピアニスト 安澄・AZUMI スペイン 音と詩をさがして

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2016.02.05 Friday

ファリャとラヴェル

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    ラヴェルとファリャは強い友情で結ばれていた。肉体的、精神的、お互いの人生に共通点も多くて 小柄で痩せたこと、エレガントでダンディな装いを好んだこと、生涯恋愛と縁がなく独身でいたこと、作曲スタイルの変遷の様、自己に厳しく完璧主義者で、寡作であったこと。どの曲も綿密に完璧に仕上げたことなど。。。
    ただ唯一違っている点は宗教観でした。経験なカトリック教徒のファリャと無神論者だったラヴェル。
    ラヴェルが亡くなったという悲報と、彼の遺言通りに無神論者として何の儀式も無く市の墓地に葬られた旨を、共通の友人から手紙で知らされたファリャは、返事に「なんてことだ。。。わたしはラヴェルの父親の臨終の時も一緒にいたけれど、死にいく父親を前に、ラヴェルは、慌てふためいて「神父をここへ呼んでくれ!」と頼み、最後の聖体拝受をさせたことを、よく憶えている。己の死を前に、何人たりとも普通の精神状態ではいられないであろうが、わたしが一緒にいてあげられたら、クリスチャンとしてきちんと見送ってあげられたものを、残念です・・・・。」と書いている。もちろんファリャが一緒にいたって、ラヴェルがそれを望んだかは分からないけれど、ファリャの心根を感じさせる手紙だ。

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